BMWオーナーの皆さん、特にF86 X6Mを愛する方に朗報です。冬場の冷たいステアリングに悩まされていませんか?この記事では、F86 X6Mにステアリングヒーターを後付けする方法、必要なパーツ、コーディング手順、注意点などを網羅的に解説します。純正感を損なわず、快適性を高めるDIY・ショップ施工の参考にしていただけます。


■ ステアリングヒーターとは?なぜ必要?

ステアリングヒーターは、寒冷地での運転時にステアリングを温めてくれる便利機能。特に冬場の早朝出発や雪道ドライブでは、そのありがたみを痛感します。Mモデルはスポーツ性重視のため、快適装備が省かれている場合もあり、F86も非搭載車が多数。


■ F86 X6Mにもステアリングヒーターは後付け可能!

結論から言うと、F86にもステアリングヒーターの後付けは可能です。ただし、BMWの電装構造と通信方式(LINバス)への理解と、専用パーツ・コーディング技術が必要となります。


■ 後付けに必要な主なパーツ

パーツ名備考
ステアリングヒーター内蔵ステアリングMスポーツ純正の加熱タイプ
ステアリングヒーターモジュール(LIN)信号制御用
クラウンクロックスプリング(加熱対応)通電構造が異なる
スイッチ類(物理ボタンまたはiDrive)操作系追加
専用ハーネス、カプラー配線加工あり


■ 取り付け手順(DIY・ショップ対応)

  1. 純正ステアリングをヒーター付きに交換

  2. クロックスプリングを対応品へ変更(ヒーター配線追加)

  3. モジュールを接続し、電源と信号を確保

  4. スイッチを設置し操作可能に

  5. コーディングで機能を有効化



■ コーディングで有効化する項目

BMWのFシリーズ(F86含む)では、以下のコーディング作業が必要:

  • SASモジュールで"ステアリングヒーター aktiv"設定

  • HU_NBTで"ヒーター表示項目"の追加

  • FEM_BODYにてヒーター電源信号設定


コーディングには BimmerCodeESYS といったツールが必要です。施工は専門店に依頼するか、自信がある方のみ自己責任で対応してください。


■ 注意点とリスク

  • コーディング中にバッテリー電圧低下 → 安定化電源を使用

  • エアバッグ脱着時はバッテリーターミナルを外す

  • LIN通信トラブルによる他機能への影響に注意

  • ディーラー保証外になる可能性あり



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■ まとめ|冬の快適装備をF86 X6Mにも!

F86 X6Mにステアリングヒーターを後付けすることで、冬の運転が圧倒的に快適になります。Mモデルならではの走行性能を損なうことなく、純正クオリティのまま快適性を手に入れましょう。

後付け可能、だけど条件付き。 DIYでもショップでも対応可能なので、ぜひ検討してみてください。