西オーストラリア バイク旅|Day 3
Waginを出発し、菜の花畑とグラベルロードを抜けてAlbanyへ。途中でPink Lake、Mount Barker Country Bakeryへ寄り道。Albanyではスマホカメラの振動トラブルが発生し、Quad Lockを現地調達してマウントを自作。そのままAugustaまで西へ走ります。
【西オーストラリア3日目】Wagin→Albany→Augusta|菜の花とダート、Pink Lake、スマホ故障をQuad Lockで現地修理
西オーストラリア・バイク旅 Day 3。
Waginで朝の食料を調達し、この日はまず南へ。
最初の目的地はAlbany(アルバニー)です。
ただ、実際に走ってみると、この日は単純な「WaginからAlbanyへの移動日」では終わりませんでした。
- 一面に広がる菜の花畑
- Himalayan 450で走るグラベルロード
- Cranbrook周辺のPink Lake
- Mount Barker Country Bakery
- スマホカメラの振動トラブル
- AlbanyでQuad Lockを現地調達
- その場でスマホマウントを自作
- 車体電源まで確保
- AlbanyからAugustaまで長距離移動
- 道中でカンガルーを何度も目撃
海外ツーリングらしい出来事が、一日に全部詰まったような日になりました。
Day 3のルート
Wagin → Hensman Road周辺 → Pink Lake → Mount Barker → Albany → Augusta
この日の最大トラブル
バイクの振動でスマートフォンのカメラに異常が出始めました。Albanyのバイク用品店でQuad LockのVibration Dampenerとマウント部材を購入し、その場でスマホマウントを作り直すことに。
Waginで朝の食料を調達して出発
前日はピナクルズ砂漠からWaginまで走り、宿の隣のバーでオージービーフを食べて終了。
Day 3はWaginからスタートです。
まず朝のうちに食料と飲み物を調達。
西オーストラリアの地方をバイクで走っていると、都市部のように「お腹が空いたら次のコンビニ」という感覚では動けません。
そのため、
- 飲料水
- 軽食
- 糖分
- 次の給油地点
を朝の段階である程度確保してから出発します。
この日の前半戦は、Waginから南下してAlbanyへ。
地図上では単なる移動ルートでしたが、途中で今回の旅でもかなり印象に残る景色に出会いました。
Hensman Road周辺で、突然現れた一面の菜の花
南へ走っている途中、Hensman Road周辺で景色が一変。
道路の両側に、一面の黄色い菜の花畑が現れました。
これは本当に綺麗だった。
青い空。
黄色い花。
その中を伸びていく西オーストラリアの道。
そしてHimalayan 450。
日本でも菜の花畑は見られますが、この地域は何よりスケールが違います。
Day 3 BEST VIEW
観光地として目指して行った場所ではなく、走っている途中で偶然出会った菜の花畑。こういう予定外の景色こそ、バイク旅の一番面白いところかもしれません。
思わずバイクを止めて写真を撮りたくなりますが、菜の花畑の多くは農地です。
畑の中には入らず、道路や安全に停車できる場所から景色を楽しみます。
そして西オーストラリアは、ダート天国だった
今回Himalayan 450を選んで良かったと感じたのが、こういう道。
西オーストラリアでは、舗装路から一本入るとグラベルロードが普通に現れます。
今回借りているHimalayan 450については、レンタル会社から一般的なグラベル/ダート道路の走行が可能な車両として確認しています。
もちろん、本格的なオフロードコースや道ではない場所を走るという意味ではありません。
あくまで一般道として存在する未舗装路・グラベルロード。
でも、それだけでも十分楽しい。
Himalayan 450が一気に本領発揮
舗装路では穏やかなアドベンチャーバイクですが、路面が砂利に変わるとHimalayanの良さがさらに分かります。
- フロント21インチ
- 長めのサスペンションストローク
- アップライトなポジション
- 荒れた路面でも神経質にならない車体
速度を出す必要はありません。
景色を見ながら、砂利の感触を楽しみながら淡々と走る。
今回の西オーストラリア旅には、このくらいのバイクが本当にちょうどいいです。
レンタルバイクでダートを走るときの注意
「アドベンチャーバイクだから走れる」と「レンタル規約上走っていい」は別問題です。レンタル前に、グラベルロードの走行が許可されているか必ず確認した方が安全です。
Pink Lakeへ寄り道
Albany方面へ向かう途中、今度はPink Lakeへ寄り道。
Cranbrook周辺には塩湖が点在していて、その中には条件によってピンク色に見える湖があります。
目的地へ急ぐだけなら、そのまま通過できます。
でも今回はバイク旅。
少し気になる場所があれば寄ってみます。
Himalayanを停めて、湖を眺めながら小休憩。
長距離ツーリングでは、こういう10分、15分の休憩が意外と重要です。
Pink Lakeについて
Cranbrook周辺のPink Lakeは、Great Southern Highway沿いにある塩湖群のひとつ。水量、塩分濃度、季節や光の条件によって色の見え方が変わります。
参考: Shire of Cranbrook|Pink Salt Lakes
Mount Barker Country Bakeryへ寄り道
Pink Lakeの次はMount Barkerへ。
ここで立ち寄ったのが、Mount Barker Country Bakeryです。
地方の町を走るロードトリップでは、こういうベーカリーが本当にありがたい。
パンやパイを買って、その場ですぐ食べられる。
価格もレストランより抑えやすく、何より時間を取られません。
バイク旅との相性はかなりいいです。
Mount Barker Country Bakery
西オーストラリアのMount Barkerにある人気ベーカリー。ツーリング途中の朝食・昼食・休憩ポイントとして使いやすい場所でした。
参考: Mount Barker Tourism|Mount Barker Country Bakery
Albanyへ到着。しかしスマホのカメラに異変
菜の花、グラベル、Pink Lake、Mount Barkerと寄り道を重ねながら、ようやくAlbanyへ到着。
ここまでは最高の一日でした。
しかし、ここでトラブル発生。
スマートフォンのカメラがおかしい。
ピントや映像の安定性に違和感が出始めました。
原因として思い当たるのは、バイクの振動。
スマホをバイクへ直接固定するリスク
現在のスマートフォンには、カメラ内部に光学式手ブレ補正などの精密機構が入っています。
長時間バイクの振動を受け続けると、こうした機構へ影響する可能性があります。
Quad Lockも、モーターサイクルから発生する高周波振動がスマートフォンのカメラへ影響する可能性を想定し、専用のVibration Dampenerを販売しています。
今回の失敗
海外ツーリングではスマホ=ナビ+連絡手段+カメラ。故障すると影響がかなり大きい。スマホマウントの振動対策は、出発前からやっておくべきでした。
AlbanyのAMXへ。Quad Lockを現地調達
このまま走り続けて完全にカメラを壊すわけにはいきません。
そこでAlbanyでバイク用品店へ。
AMXで購入したのが、
- Quad Lockの振動対策用Vibration Dampener
- 位置を調整できるマウント部材
- 固定に使えるマジックテープ式の部材
です。
Quad Lock Vibration Dampener
Quad Lock公式では、Vibration Dampenerはバイクからスマートフォンへ伝わる高周波振動を大幅に低減する構造とされています。
日本で買って持ってくれば良かったのですが、今回は完全に現地調達。
AmazonでQuad Lock Vibration Dampenerを見る
公式情報: Quad Lock Motorcycle Vibration Dampener
そして駐車場でスマホマウントを自作
必要な部品を買ったら、その場で取り付け開始。
海外まで来て何をしているんだという感じですが、これもバイク旅です。
もともと車体に付いていたマウント位置を利用しつつ、
- スマホを見やすい高さへ移動
- 振動ダンパーを追加
- 角度を調整
- 走行中にズレないよう固定
して、現地でスマホマウントを作り直しました。
結果、かなり使いやすくなりました。
改造後のメリット
- ナビが見やすくなった
- スマホへの振動を低減
- 取付位置を自分好みに変更
- ケーブルを引き回しやすくなった
- 走行中でも充電可能になった
「海外で壊れたら現地で直す」も旅の一部
今回の旅では、最初から完璧な装備を用意できていたわけではありません。
実際に数百km走ってみて、
「ここが使いにくい。」
「これは壊れそう。」
という部分が初めて分かります。
そこで現地のバイク用品店へ行き、その場で改善する。
こういう経験も海外ツーリングの面白いところです。
さらに車体からスマホへ給電できるようになった
今回のマウント変更でもう一つ大きかったのが、電源です。
Himalayanの車体には、マウント付近まで元々電源が引き出されていました。
これを利用して、スマートフォン周辺まで給電できるようにしました。
これで長時間ナビを使っても、スマホのバッテリー残量を気にする必要が大幅に減ります。
海外ツーリングでスマホ給電はほぼ必須
今回、スマートフォンは、
- Google Maps
- 宿の予約確認
- Booking.com
- レンタル会社との連絡
- 翻訳
- 写真撮影
- 給油地点検索
に使います。
つまり、スマホが止まると旅のかなりの部分が止まります。
車体給電+モバイルバッテリーの二重化が安心です。
AlbanyからAugustaへ。一気に西を目指す
スマホマウント問題を解決したところで、この日の旅はまだ終わりません。
次の宿はAugusta(オーガスタ)。
Albanyから、さらに西へ向かいます。
ここからは完全に長距離移動モード。
日没までにできるだけ距離を稼ぎます。
給油ついでに「V」を注入
途中のガソリンスタンドで給油。
ライダーにも燃料が必要なので、オーストラリアでよく見かけるV Energyを投入。
Himalayanにはガソリン。
人間にはエナジードリンク。
これで後半戦へ。
GSでHimalayanオーナーと話す
さらに給油中、Himalayanに興味を持った現地ライダーと会話。
話してみると、その人も最近Himalayanを購入したとのこと。
海外でも、バイクが一台あるだけで会話が始まる。
これはバイク旅のかなり好きなところです。
言葉が完璧じゃなくても、
「Himalayanどう?」
「どこから来た?」
「今日はどこまで走る?」
これだけで結構盛り上がります。
合計3回給油してAugustaへ
この日はかなりの距離を走るため、給油も複数回。
最終的に3回給油しながらAugustaを目指しました。
オーストラリアでは「まだ半分あるから大丈夫」と油断せず、スタンドを見つけたら早めに入れるくらいが安心です。
夕方になると、カンガルーが増えてきた
Augustaへ近づくにつれて、周囲の雰囲気も変化。
そして、ついに道路周辺でカンガルーを頻繁に見るようになりました。
最初に見たときは、
「おお、本当にいる。」
となります。
でも、バイクに乗っていると喜んでばかりもいられません。
道路脇から突然出てくる可能性があるからです。
夜間走行になる前に到着
この日はギリギリ夜間走行になる前にAugustaへ到着できました。
これはかなり大きかった。
カンガルーを何度も見かける地域で、完全な夜間走行はできれば避けたいところです。
西オーストラリアを走って感じたこと
長距離ツーリングでは「何時に着くか」だけではなく、「日没前に着けるか」まで逆算した方がいい。特に野生動物が多い地域では、明るいうちの到着が安心です。
西オーストラリア Day 3まとめ
| 出発 | Wagin |
|---|---|
| 主なルート | Wagin → Albany → Augusta |
| 絶景 | Hensman Road周辺の菜の花畑 |
| 寄り道 | Pink Lake・Mount Barker Country Bakery |
| トラブル | スマホカメラに振動による異常 |
| 現地調達 | Quad Lockマウント+Vibration Dampener |
| DIY | スマホマウントを現地で自作・車体給電化 |
| 給油 | 3回 |
| 野生動物 | カンガルーを複数回目撃 |
| 到着 | Augusta |
Day 3は、今回の旅でもかなり濃い一日になりました。
- 偶然出会った一面の菜の花
- Himalayanで楽しむグラベルロード
- Pink Lake
- 地方の名物ベーカリー
- スマホカメラの故障
- 現地バイク用品店でパーツ購入
- 駐車場でマウントをDIY
- 車体給電化
- 現地Himalayanオーナーとの交流
- カンガルーを横目にAugustaへ
スマホが壊れ始めた瞬間はかなり焦りました。
でも結果的には、AlbanyでQuad Lockを買ってマウントを作り直したことで、その後の旅の快適性は大幅にアップ。
トラブルが、そのまま装備改善につながりました。
全部予定通りなら楽ではある。
でも、こういう「現地で考えて何とかする」出来事があると、一気に旅らしくなります。
社畜ライダー、西オーストラリア Day 3 完了。
WaginからAlbanyを経てAugustaへ。菜の花、ダート、Pink Lake、スマホ故障、現地DIY、そしてカンガルー。今日も濃すぎる一日でした。
今回役立った・用意しておきたいバイク用品
Quad Lock Vibration Dampener
今回、一番「最初から持ってくればよかった」と思った用品。
スマートフォンをバイクナビとして使うなら、振動対策はしておいた方が安心です。
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Quad Lock バイク用マウント
位置調整しやすいマウントを組み合わせると、アドベンチャーバイクのスクリーンやメーター周辺にも設置しやすくなります。
バイク用USB電源
海外ツーリングではナビを長時間使うため、車体給電があるだけで安心感が大きく変わります。
面ファスナー・結束バンド
ツーリング中の応急固定やマウント調整にあると非常に便利です。
大容量モバイルバッテリー
車体給電が故障したときのバックアップとして、モバイルバッテリーも別系統で持っておきます。
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#motoworldwide
※この記事は2026年8月に実際に西オーストラリアをツーリングした際の記録です。レンタルバイクで未舗装路を走行する場合は、各レンタル会社の契約条件を必ず確認してください。スマートフォンの故障原因については走行時の状況から振動の影響を疑ったもので、個別端末の故障原因を断定するものではありません。